2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

チェスター・ハイムズ「夢にうつつに」(『ミステリ・マガジン2005年5月号(No.591)』から) 

『ミステリ・マガジン2005年5月号(No.591)』(早川書房 2005年5月1日発行 定価¥840) 特集は「ブラック・ライターの系譜」 黒人作家の特集。■チェスター・ハイムズ「夢にうつつに」 (高橋知子訳 Chester Himes「On Dreams and Reality」) 長い刑務所暮…

恩田陸『Q&A』(幻冬舎 2004.6.10発行)を読んで「これと違う展開をしてくれればよかったのに」と思ったことが一つ。 『Q&A』の前半は、公共機関のようなのだけれど得体の知れない機関が事件に遭遇した人たち一人一人へのインタビューで話がすすむ。 …

刑事コロンボ完全版購入 

買った。 全45話完全収録。 『刑事コロンボ 完全版 コンプリート DVD-BOX*23枚組』(ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005年3月25発売 定価¥26,250)刑事コロンボ コンプリートDVD-BOX出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン発売日…

その1

恩田陸『ユージニア』(角川書店 2005年2月3日発行 定価¥1,785)を読み始めた。 最初の2章を読んだところ。 『Q&A』(幻冬舎 2004年6月10日発行 定価¥1,700+税)と始まり方がよく似ている。

その2

恩田陸『ユージニア』の前に 氷川透『各務原氏の逆説 見えない人影』(徳間書店 トクマノベルス 2005年1月25日発行 定価¥860)を読んだ。 アクロバットが無いのが玉に瑕のひたすら論理で押しまくるロジックミステリを書く氷川透だが、このシリーズではおし…

「『クラシック・パス』についての疑問」

今、カード・マジックを趣味にしている人たちにとって話題のDVD『ふじいあきらのカードマジック事典アンソロジー』(78分、ポニーキャニオン 2005年3月16日発売 定価¥3,990)を買った。 100種類以上のカード・マジックが収められている『カードマジック…

Paul Curry「Magician's Magic」 

アート、科学の本を多く出している出版社Dover(http://store.doverpublications.com/)は「Dover Books on Magic」と銘打ってマジックの本も出している。 カール・ファルブスKarl Fulvesが書いているSelfworking Magicのシリーズや古いマジック本の復刻本な…

マジシャンが書いた新邦訳ミステリ

昨日本屋の店頭で見かけ、それで知った。 マジシャンのジェイムズ・スウェインJames Swainが書いたミステリの邦訳が出た。 『カジノを罠にかけろ』(James Swain「Grift Sense」2002年作品、文藝春秋 文春文庫 2005.3.10発行 定価¥810)だ。 日本への初紹介…

『バッテリー』紹介のバックにかかっていたのは 

本日のNHK−BS2週刊ブックレビューのゲストはあさのあつこ。 先ごろ完結した『バッテリー』の作者。 あらすじ紹介のバックにTBSで放映中の「H2〜君といた日々」の音楽がかかっていた。 選曲した人はきっと野球ドラマ・映画のファンなのだろう。 * …

西澤保彦『生贄を抱く夜』

西澤保彦『生贄を抱く夜』(講談社 講談社ノベルス 2004.12.5発行 定価¥840) 神麻嗣子のチョーモンインシリーズ第7弾。 短篇集。 短篇集『念力密室!』の後半あたりから、番外の長篇『夢幻巡礼』になるともうそうなっていて、西澤保彦の小説はこの頃はほ…

奇術専門誌『GENII』2005年3月号の特集はRafael Benatar

アメリカの奇術専門誌『GENII』2005年3月号の特集はスペインのクロース・アップ・マジシャンのRafael Benatar。 Benatarはベナターと読むのだろうか。 ライブパフォーマンスを見たことは無いのだがA−1かL&Lのどちらだったか忘れたがどちらかで2巻ほど…

次のインスパイア作品はいつ? 

『ミステリ・マガジン2005年4月号(No.590)』(早川書房 2005.4.1発行 定価¥840) 「ミステリ・マガジン」を買って最初に読むページは、この頃は「ミステリアス・ジャム・セッション」。 村上貴史による日本人作家インタビューだ。 今月のインタビュー相手…

DVD「Sal Piacente's Expert Card Magic Lecture Notes」鑑賞中

この頃少しずつ見ているマジック・レクチャーDVDは『Sal Piacente's Expert Card Magic Lecture Notes』。 DVD2巻セット 本日Vol.1を見終わった。 Vol.1ではかなりのカードエキスパートでないと実演できないような現象を5つ演じているのだがその解決…

『ミステリ・マガジン2005年4月号(No.590)』の短篇3つ

『ミステリ・マガジン2005年4月号(No.590)』(早川書房 2005.4.1発行 定価¥840) ●特集「危険な女たち」短篇競作 オットー・ペンズラーが編んだアンソロジーのために書き下ろされた短篇群。 そのうち文庫化かポケット・ミステリ化されるのかもしれない。 …