奇術専門誌『GENII』2005年3月号の特集はRafael Benatar

nobu_magic2005-03-04


 アメリカの奇術専門誌『GENII』2005年3月号の特集はスペインのクロース・アップ・マジシャンのRafael Benatar。
 Benatarはベナターと読むのだろうか。

 ライブパフォーマンスを見たことは無いのだがA−1かL&Lのどちらだったか忘れたがどちらかで2巻ほどのレクチャービデオが出ていてそれを見たことがある。

 パフォーマーとしてどうであったかまったく憶えていないのだが一つだけ憶えていることがある。
 Rafael Benatarはダブル・カードの取り扱いがとても上手い。

 カード・マジックは国によって特徴がある。
 スペイン・ポルトガルのカーディシャン*1の特徴はダブル・カードのハンドリング。
 1998年の頃だったろうか来日したポルトガルのクロース・アップ・マジシャンのペドロ・ラセルダもダブル・カードの取り扱いが上手かった。

 これはスペインが生んだクロース・アップ・マジックの大家アスカニオArturo de Ascanioの影響。

 今月の『GENII』にはRafael Benatarのカード・マジックの解説も載っていてその中の一つに「On Tabling Double Card」がありぜひ習得したいところなのだが、うーん、これは中々難しいぞ。

*1:Cardician、クロース・アップ・マジックのカード・マジックを専門とするマジシャン