それでもスプーンは曲がる


 ニセ科学好きの今日の読了本はこれ。


超能力番組を10倍楽しむ本

超能力番組を10倍楽しむ本


 おとうさんが子供たちに、スキがいっぱいツッコミどころ満載の超能力番組の見方を教える、という体裁の子供から大人まで楽しめる本。


 山本弘は「と学会」に所属する懐疑論者でSF作家。
 超能力番組のウソの見分け方を教えてくれる。


 とりあげられている番組は超能力ブームの頃の自称超能力者がパフォーマンスを披露する番組と現在の超能力者が行方不明者・失踪者を探す形式の番組。


 自称超能力者がパフォーマンスを披露する過去の番組についての話は、よく知られているものが多いのだがマジック好きならたぶん楽しめるはず。


 *    *    *


 当方の超能力に対する姿勢は以下。
 「あるかもしれないし、ないかもしれない」
 「あるかないかは知らないが、あるとおもしろいのであったらいいな」


 超能力番組を見ていつも感じることは「同じことがマジックでできるじゃん」
 マジックの手順と同じ手順で不思議現象を演じる自称超能力者を見るとがっかりしてしまう。
 「もうちょっと超能力者らしく見せてくれよ」