第134回直木賞予想

候補作は東野圭吾『容疑者Xの献身』、姫野カオルコ『ハルカ・エイティ』、恩田陸『蒲公英草紙』、恒川光太郎『夜市』、伊坂幸太郎『死神の精度』、荻原浩『あの日にドライブ』。


珍しく候補作を3作『容疑者Xの献身』『蒲公英草紙』『死神の精度』も読んでいるので予想してみる。


東野圭吾『容疑者Xの献身』の受賞はたぶんない。
選考委員が選考委員だから。


伊坂幸太郎は『死神の精度』で別に受賞しなくても『魔王』もおもしろいし『砂漠』も評判いいしでこれからもいくらでもチャンスはある。
(直木賞受賞作一覧のサイトをみると伊坂幸太郎作品は『重力ピエロ』『チルドレン』『グラスホッパー』とここ2、3年は毎年のように候補作になっているのね)


恩田陸は前回の候補作『ユージニア』や候補にもならなかった『夜のピクニック』のほうがよかったので今回は受賞。
直木賞はいつも「前回候補作のほうがよかったのに」という作品が受賞するから。