ヒッチコック『三十九夜』
本日のNHK−BS2衛星映画劇場『三十九夜』(The 39 Steps、1935年イギリス作品)を見た。
アルフレッド・ヒッチコックAlfred Hitchcockのイギリス時代の作品である。
初見だ。
ヒッチコック映画の原点と聞いてはいたのだが、ほんと、そのとおりだ。
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カナダから帰国したばかりの外交官が、突如現れた謎の女性に助けを求められ、かくまうことに。
だが、彼女は何者かに殺害され、彼は容疑者として警察から追われ、謎の組織からも狙われるはめに。
女性が死ぬ間際に残した謎の言葉を手がかりに、彼は事件の真相を究明していく… 。
マデリーン・キャロルMadeleine Carrollがいい。
ストッキングのシーンなどいかにもヒッチコックらしくよろしい。
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原作のジョン・バカンJohn Buchan『三十九階段』(1915年作品、創元推理文庫)はスパイ小説の古典と言われているが実際は冒険小説の古典。
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- 発売日: 1999/01/25
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